2026/09/11 18:00
財布は、毎日使うもの。
だから、できるだけ小さくしたい。
でも、カードも紙幣も小銭も必要です。
小さくすればするほど、今度は使いにくくなる。
この矛盾をどうしたら解決できるだろう。
それが、Layer Walletを作るきっかけでした。

小さくするだけでは、使いやすくならない
コンパクト財布には、収納を減らして小さくする方法があります。
でも、僕たちが考えたのは、
「収納を減らすのではなく、収納する場所を分ける」
ということでした。
カード、紙幣、小銭。
それぞれを3つの層に分けることで、必要なものをひとつの財布にまとめながら、コンパクトに仕上げる。
これがLayer Walletの基本的な考え方です。

革屋だから、革だけを見て財布を作らない
Otto dueを運営しているのは、1882年創業の皮革卸売商社です。
長い間、革を扱う仕事をしてきました。
だから財布を作るときも、「高級に見える革は何か」だけでは考えません。
この革なら、どう使うと面白いのか。
使い込むと、どんな表情になるのか。
毎日手に取ったとき、どんな感触になるのか。
革は、完成した瞬間がゴールではありません。
使う人の時間が加わって、少しずつその人だけの革になっていく。
僕たちは、そんなふうに考えています。

2種類の革、それぞれの楽しみ方
現在のLayer Walletには、2種類の革があります。
ひとつは、イタリア・NOVAPEL社のホースレザー。
コードバン層を含むホースバットで、ヌバックのような独特の質感があります。
オイルやWAXを含んだ革は、使い込むことで少しずつ表情を変えていきます。

もうひとつは、コードバンクラスト。
染色や仕上げを施す前の、素のコードバンです。
最初はナチュラルな色ですが、使うほどに色が深くなり、少しずつ飴色へと変化していきます。
同じ財布でも、使う人によって育ち方が違う。
それも革製品の面白さだと思っています。

「小さい財布」を作りたかったわけではない
Layer Walletで目指したのは、単純な小ささではありません。
必要なものは、ちゃんと持てる。
取り出したいものが見つけやすい。
ポケットに入れても邪魔になりにくい。
そして、毎日使いたくなる革である。
そのバランスです。
財布は、毎日持ち歩くものだから。
使っている時間そのものが心地いいこと。
そこまで含めて財布だと考えています。
9/26(土)・27(日)五反田TOCビルで行われるLeathers Dayにて販売いたします。
ご来場、心よりお待ちしております。
Layer Wallet|馬革ホースバットのコンパクト財布・ミニウォレット
https://ottodue.thebase.in/items/89067826
Layer Wallet|コードバンクラストのコンパクト財布・ナチュラルコードバン
https://ottodue.thebase.in/items/95359667
