2024/05/07 16:03
皆さん、こんにちは!
ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますよねー
楽しいこともあれば、思わぬハプニングにあった人もいるかもしれませんが、また今日から一週間、一緒に楽しんで参りましょう!
では早速、
今日はなんと!あの!
デッドストック コードバンをご紹介したいと思います。

写真のコードバンですが、今から数年前に業界のとある会社さんが廃業される際、縁あって引き取らせていただきました。
こんなに素の状態のコードバンは私たちでもなかなか取り扱う機会がありません。
でも、この表情を見た瞬間!
見過ごすわけにはいきませんよねー。
という訳で、同じコードバンはもう二度と手に入らない為、取り合えずうちの倉庫で眠らせておりました。
ご覧の通り染色も何もされていない無垢のコードバン、いわゆるクラストの状態です。
本来であれば、このタンニン鞣しされた下地を用途別に染色し、仕上げをして縫製メーカーさんに納品されます。
下の写真をご覧ください。

このナチュラルな表情!いかがですかー
これが素の状態、本来のコードバンの姿です。
” ブランド "の語源、ルーツにもなった焼き印もカッコいいですね。
焼き印はコードバン全てにあるわけではありません。
基本は放牧の為、持ち主がわかるように左右どちらかのお尻に焼き印が押されます。
余談ですが、牧場を転々とする牛は、焼き印が2つ3つ押されている場合もあります。

上の写真は、以前このコードバンでお財布を作り、スタッフが2年程使用していたものです。
手の脂や汗などを吸収しながら、同じ時間を共に過ごした同志。
エイジングした見事な姿を私たちに見せてくれるデッドストック コードバン。
財布の後ろ側も見ていきましょう。

皆さんいかがですか?
この状態で欲しい!!
そんな方もたくさんいらっしゃいますよね。
でも、このナチュラルなコードバンからゆっくり時間をかけて自分色に染めていきたい。
それはとても豊かで贅沢な時間。
これが革の醍醐味ですよね。
綺麗に整えられ、均一な表情の革もそれはそれで魅力的ですが、僕はこの革の持って生まれた個性、濃さが大好きです。
という訳で、今回は門外不出のデッドストック コードバンをご紹介いたしました!
よろしければ下記サイトで1枚から販売しております。
クラフトを趣味でされている方からプロの方まで、ご興味あれば是非ご覧ください。
尚、数に限りがございますので売り切れの場合は悪しからず。
それでは皆さん、またお会いしましょう!